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「有痛性外脛骨障害」には筋膜調整が有効なケースが多い。

「有痛性外脛骨障害」でお悩みの方へ

こんにちは。松江筋膜整体 Rebody+の花田です。

今、ご自身またはお子様にこんなお悩みはありませんか?

POINT

・土踏まずが痛い
・足の裏の内側が痛い
・足の内側の骨の出っ張りが痛い

病院へ行ってみると「有痛性外脛骨障害」と言われて、ずっと痛いなら「手術」を勧められている。

このような不安を抱えておられませんか?

それは、有痛性外脛骨障害が手術をしなくても筋膜で変化する可能性があるからです。
症例研究としても筋膜への介入で痛みが改善をした報告もされており、当院ではその技術を基にした筋膜調整を行なっています。さらに、足の裏の痛み、足首の痛みに対しては得意分野です。

有痛性外脛骨障害と言われて、なかなか治らなくて悩んでいるという方はぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

有痛性外脛骨障害とは

有痛性外脛骨とは、足部にある舟状骨には約20%の人に余計な骨があり、この中で外脛骨は疼痛を生じる副骨としてよく知られています。

これを外脛骨と言って、舟状骨の内側下部に大きく突出していて、痛みが出ているものを有痛性外脛骨といいます。(有痛性外脛骨=痛みがある外脛骨)

間単に言えば、足部の過剰な骨が原因が痛みを出しているということです。

症状の場所は内果(内くるぶし)の下の部分の突出と痛みになります。
発症する年齢としては、スポーツや運動を盛んに行う10代で多い足部の障害になります。

有痛性外脛骨は運動をすればするほど痛くなることが多いですが、捻挫などの外傷をきっかけに痛みが出ているケースもあります。

よくある症状は以下のような内容があります。

・歩くと痛い
・土踏まずの出っ張りが痛い
・内くるぶし辺りに熱感がある
・骨の出っ張りを押すと痛い

なかでも多いのは、骨の出っ張りを押すと痛い、ジャンプや歩いたり体重をかけると痛いといった症状になります。

どのようなきっかけで痛くなり、診断をされるか?

一般の方で足部の過剰な骨がみられるのは20%程度と言われており、女性には足部の過剰な骨がある方が多く、女性の方が発症をするケースが多いです。

20%の方は持っていると考えたら、日本人の5人に1人は外脛骨を持っている可能性があるということです。
ですが、ただ外脛骨があるだけで痛みを発症するわけではありません。
ここで重要なのは「外脛骨の部分で筋肉の腱に過剰な負担がかかっているか」ということです。

そのため、有痛性(痛みが出る)の外脛骨(骨)という名前がついています。痛みが出なければただの外脛骨です。この筋肉の腱というのはふくらはぎの奥から足の裏についている「後脛骨筋」という筋肉になります。

ではなぜ痛みが出るのか?
それは、外脛骨を持つ人が運動による繰り返し動作や負担の強い急激な運動、捻挫などの外傷等により後脛骨筋腱に過剰な負担がかかった結果、痛みが出ます。

ここで覚えておいてもらいたいのは、「痛みの原因は過剰な骨があるから」ではありません。
「過剰な骨」があることに加えて「筋肉に負担がかかっていること、筋肉が骨を過剰に引っ張っていること」にあります。

そのため、過剰な骨があるから必ずしも痛くなるわけではありません。
有痛性外脛骨は外脛骨を持つ人が痛いと言ってるから有痛性外脛骨と言われます。

「骨をなんとかしましょう」となると手術を提案されるわけですが、「筋肉に負担がかかっていることをなんとかしましょう」となれば、その対処方法は手術ではなくていい可能性があるということです。

有痛性外脛骨の治療法は??

では有痛性外脛骨の治療方法はどのようなものがあるでしょうか?
一般的なものは以下の通りです。

・運動制限、安静
・電気治療
・マッサージ
・ストレッチ
・痛み止め
・足底板(インソール)
・ステロイド注射・手術

基本的には、症状を繰り返していても骨の成長が止まる頃には症状が寛解することも多いため、まずはスポーツや運動の制限や安静を指示されることが多いかと思います。

その間に、電気治療やマッサージ、ストレッチなどをして筋肉の負担を減らしてあげることもあるでしょう。
それでも痛みに変化がなければステロイドなど局所注射をして様子をみるケースもあるかと思います。

このような流れで痛みが改善されるケースが多いかと思いますが、半年・1年以上ずっと痛いままというケースでは最終的には「手術」の提案をされるのが一般的な流れかと思います。

以下のような研究も出ています↓


有痛性外脛骨を有する 169 名を対象とした、小児における有痛性外脛骨の保存療法の有効性を調査した報告によると、完全な疼痛緩和は28%、部分的な疼痛緩和は41%、手術を必要としたのは 30%であった。

また完全な疼痛緩和を達成した対象者の保存療法の平均治療期間は 8 ヵ月であった。


引用:Wynn M, Brady C, Cola K, et al.: Effectiveness of nonoperative treatment of the symptomatic accessory navicular in pediatric patients. Iowa Orthop J 39(1): 45-49, 2019.

この研究からも、痛みが寛解するまでに保存療法でも平均8ヶ月を要していることから、長い期間で運動の制限や痛みと付き合わないといけない可能性があります。

8ヶ月ものあいだ痛いことが苦痛ですし、スポーツをしているお子さんは思いっきり運動ができないと思うと、非常に辛い期間になりますよね。

手術も日帰りが可能で1〜2時間程度で終わるようなケースが多いため、治るならそれでも良いという方もおられるかと思います。

ただ、痛みを解消する手段としても手術はなるべく避けたいと思っている方も多く、お子様が手術となると、さすがに不安ですよね。

そして、もし手術をしても変わらなかったという可能性を考えると、「手術以外の方法」を知っておきたいところだと思います。

そこで、手術を回避できる方法をお伝えしたいと思います。

手術を回避できる方法

先ほどお伝えをしました。
有痛性外脛骨障害の原因は、「骨が出ていること」が全てではないと考えています。
もう一つは「後脛骨筋の過剰な負担」もあります。

え?過剰な負担だったらマッサージとかストレッチで解決されるのでは?と思われた方もいるかもしれません。

マッサージやストレッチによって後脛骨筋を緩めたことで解決をするケースもあります。しかし、これにはある程度の運動制限や安静と時間が必要になります。さらには、安静にしてみたけど改善されていないケースが多いのが現状だと思います。

有痛性外脛骨障害は根本原因を解決することで長い安静・治療期間を要することなく改善ができると思っています。

当院では足の裏の痛み、有痛性外脛骨障害に対しては2〜3回、多くても5回の施術以内で改善が出来ると捉えています。

それは、実際に足の裏の痛みを改善した経験があり、かつ有痛性外脛骨障害には筋膜調整が有効であることを知っているからです。

なぜ筋膜が有痛性外脛骨に繋がる?

筋膜はその名の通り筋肉を包む膜ですが、筋膜は全身ボディスーツのように繋がっており、筋肉以外にも、骨・内臓・血管・神経などの様々な器官と繋がりがあることが言われています。
そして重要なのが、筋膜は痛みの刺激センサーや体の感覚を脳に伝えるセンサーが非常に豊富なことです。

筋膜は柔らかい状態であれば痛みも出さず、むしろ体がスムーズに動くための手助けをしてくれます。

しかし、過去の怪我や手術、骨折、日常生活の癖、仕事での使いすぎによって筋膜が硬くなることで、体を動かした時に筋膜が過剰に引っ張られて痛みの刺激センサーが反応してしまい、「痛い」と感じている可能性があります。

要するに、体のどこかの筋膜が硬く動きが悪くなると、ふくらはぎや足の裏の痛み、土踏まずの痛みにも繋がる可能性があるということです。

実際にこのようなケースで足の裏が痛い方は少なくはないと考えています。

一般的には足の裏が痛いなら足の裏のマッサージかふくらはぎの筋肉のストレッチなどを指導されることが多いかと思います。

ですが、過去に喘息や胃腸などの内臓の不調をきっかけにして、筋膜の硬さが体幹から足まで広がった場合や、過去の捻挫などをきっかけに痛みが出ている場合は、足の裏やふくらはぎだけではなく、足首周りやお腹、胸周りの筋膜にアプローチをした方が痛みの改善に功を奏する可能性が高い場合があります。

そこで今回は、一度ご自身でも触れてチェックができるように、足の裏の痛みや有痛性外脛骨障害の方へ有効な筋膜のポイントをいくつかご紹介しようと思います。

有痛性外脛骨障害の方に有効な筋膜のポイント

今回は有痛性外脛骨や足の裏の痛みがある方に有効な筋膜のポイントをお伝えします。

実は筋膜で重要なポイントは足部のみとは限らず、股関節や膝周り、時には顔周りの筋膜の硬さが影響している場合も少なくはありません。

ただ、ここで全てご紹介をするとあまりにも多くなってしまうので、今回は足部とふくらはぎに限ってご紹介をさせていただきます。

いかがでしたでしょうか?
ご自身で触れてみて鋭く痛いところがありましたか?

もし痛みがある場合は、筋膜の硬さが今の痛みの原因になっている可能性があるかもしれません。

実際に自分で触れてみても痛くもないし分からない場合は、ぜひ一度当院の筋膜調整を受けてみてください。
ふくらはぎや足だけでなく、全身でしっかりと筋膜チェックと施術をさせていただきます。

足の裏や踵が痛い方へ3回の筋膜調整で改善したケースも経験しております。
有痛性外脛骨と診断をされた方ではないですが、筋膜調整を行なった箇所としては有痛性外脛骨障害の方へのアプローチと近いものになりますので参考までにご覧ください。
歩くと踵が痛い方が3回の筋膜調整で改善!!

実際のご様子↓↓

(※症状の改善・期間には個人差があります。効果効能を証明するものではございません。)

こちら方は筋膜調整を3回行いましたが、足だけではなく、股関節やふくらはぎ、膝の内側の筋膜へ介入することで最終的に痛みの改善をすることができました。

筋膜調整はその場での変化はありますが、施術をしてから1週間程度で硬い筋膜から柔らかい筋膜の状態で安定をしてきた時期にさらに痛みが改善されるケースもあります。

今回の方は、3回目の施術後に痛みは大丈夫だけど強いて言うと少し気になるかな?程度でしたが、その後の連絡では足の裏の痛みが改善されたご報告をいただきました!

まとめ

有痛性外脛骨障害の痛みは「骨のせい」と思われる方が多いかと思いますが、それはあくまでも一つの要因であって、「筋肉に負担がかかっていること」「筋膜が硬いこと」でも痛みが出ている可能性があります。

特に有痛性外脛骨は子供に多い疾患であることから、お子さんが痛みを抱えていてスポーツが思うように出来なかったり、毎日歩いていて痛みを抱えている状態では心配になりますよね。

まだ10代で「手術」と言われることや「半年くらいは運動は無理をせずに安静にしよう」と言われたらショックを受ける子供がほとんどかと思います。

安静にしていたのに半年、1年経っても変わらなかったとなったら、さらに不安になります。

保存療法の平均治療時間は8ヶ月と長いことから、一般的な保存療法では長期的に辛抱をしないといけない可能性があります。

そこで当院では足の裏の痛みに対するアプローチとして、筋膜調整を行なっています。

もし原因が筋膜であった場合は、当院の筋膜調整で改善に向かう可能性が高いと考えております。(※痛みの原因には個人差があります。)

当院の筋膜調整は1週間に1回であれば施術可能です。
(施術による身体の変化と効果を確認するため、1週間の期間を空けるようにしております。)

そのため、仮に3回の施術で痛みの改善に向かうことが出来た場合は、3週間〜1ヶ月程度の期間で変化を出せることになり、保存療法の平均8ヶ月より大幅に早く改善できる可能性があります。(※あくまでも可能性であり、個人差があります。効果効能を証明するものではございません。)

個人差によって1回で改善するケースや5回かかるケースなどの様々あるかと思いますが、足の裏の痛みや有痛性外脛骨と言われた方には、ぜひ一度当院の筋膜調整を試していただけたら幸いです。

当院では「諦めかけているような痛み」を最短で改善することを目標に、1回1回の施術に全力を尽くしています。

どこに行っても変化がなかった、長い間痛みを抱えている方には「筋膜の可能性」を知っていただき、ぜひ筋膜による変化を実感してください。

お困りの場合は、当院へぜひ一度ご相談ください!

松江筋膜整体Rebody+

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