目次
足首捻挫とは
「捻挫をしてからずっと足首が痛い」
「捻挫から一旦落ち着いたのに、同じところに痛みが出てきた」
このようなお悩みがないですか?
捻挫してから時間が経って、腫れも治ったになんでまだ足首が痛いの?と思われますよね。
通常、 足関節捻挫が治る期間としてはおおよそ1ヶ月程度で良くなることが多いです。
中等度(2度):2週間程度
重度(3度):3週間〜数ヶ月かかる
もし1ヶ月経っているのにまだ痛い場合、その足首の痛みは捻挫のせいではないかもしれません。
足首の痛みが続いているのには「はっきりとした原因」があります。
「足首を捻挫してからずっと痛い」
「足首のハマりが悪い感じがする。」
「足首の力が入りにくい」
このようなお悩みの場合は「筋膜」が硬くなったことが原因で痛みが続いている可能性があります。
人によっては、捻挫癖がついてしまって何度も捻挫をしてしまうという方もおられますよね。
そこで今回は、足首捻挫後の痛みが治らない本当の理由をお伝えした上で、その対処方法について丁寧にわかりやすくご説明をさせていただきます!
当院では「足首捻挫」後に足首が痛い症状がある方に「筋膜」から原因を紐解き、アプローチをすることで改善を目指せる高度な筋膜技術を持っています。
足首の痛みを解決したい!相談に乗ってほしい!と思われた時にはあれば当院へご相談ください。
足首の痛みでお悩みの方はぜひ最後までご一読をお願いします。
どのように足首捻挫になるのか?
捻挫の原因の多くは、スポーツや転倒によって急激に足首周りの靭帯や筋肉の腱が伸ばされたことによって起こります。
他にも、「階段で足を踏み外した」、「バレーやバスケットの着地の際に足の上に着地して足首を捻ってしまう」といったケースに心当たりがある方がいるかと思います。
捻挫は「内側へ捻るケース」と「外側へ捻るケース」の2つに分けられますが、その9割が内側に捻るケースになります。
「内側へ捻るケース」と「外側へ捻るケース」の違い
「内側へ捻る」ケース

足首ねんざの多くは、骨の構造上の理由で全体の8〜9割が「内側に捻るケース」が多いです。
内反捻挫(内側へ捻るケース)になる原因としては
・ジャンプ着地の時に他の人の足に乗っかる
・ヒールなどの不安定な靴を履いている時
以上のような状況の時に内反捻挫になりやすいです。
「外側へ捻る」ケース

足首を外側へ捻ることで、足首の内側の靱帯を痛めるようなケースを「外反捻挫」といいます。
外反捻挫は全体の1割程度で、内側の靱帯を痛めることで足首の不安定性も出て重症化するようなケースも多いと言われています。
外反捻挫になる状況としては次のようなものがあります。
・スポーツ中の外傷
・バスケやバレーのジャンプ着地
・ランニング中に石など不安定なものを踏んだ時
捻挫で「内側へ捻るケース」でも「外側へ捻るケース」でも共通して言えるのは、「足首周りの靭帯」を痛めて炎症が起きてしまします。
足首捻挫が治る期間は?
足首ねんざは、1〜2週間あれば炎症が治り、おおよそ1ヶ月程度あれば治ります。
その理由は、足首ねんざのほとんどが靭帯に軽い損傷があるⅠ度〜Ⅱ度程度のものだからです。
画像引用元:戸塚小林整骨院(https://totsuka-kobayashiseikotsuin.net/wp-content/uploads/2021/10/a890722e950fd3e216bde679684f7bf6.jpg)
中等度(2度):2週間程度
重度(3度):3週間〜数ヶ月かかる
このように足首の捻挫にも重症度があり、靱帯を痛めた程度と治る期間には差が出てきます。
足首ねんざが軽度や中等度の場合には、靱帯が少し伸びてしまった状態のために、1週間程度あれば炎症が治ることで痛みの症状などは無くなることがほとんどです。
しかし、重度の捻挫の場合は違い、靱帯の「完全断裂」を起こしてしまっているために、「足首の不安定性」が残る可能性があることも覚えておくとよいでしょう。
でも安心してください。
ほとんどの足首ねんざは「軽度か中等度」で足首の不安定性もなく1週間程度で痛みが無くなるケースが多いです。
しかし、それでも捻挫後から足首の痛みが慢性的になってしまう方が多くいます。
それは果たして足首捻挫のせいでしょうか?
実は足首捻挫をしてから痛みが長引く人は「他の根本原因」があります。
足首捻挫後に起こる痛みの原因とは??
足首捻挫後に痛みが治らないケースの場合、原因となるのが「2次的な原因」です。
別の言い方では「後遺症」が残っているとも言えます。
・捻挫によって周りの筋膜や筋肉が硬くなる
・足首周りの感覚センサーの低下
・関節に不安定性残ってしまう。
・足首周りの痛みのセンサーが過敏になる
このような事が原因で足首周りの痛みを感じやすくなり、正常とは違う感覚が脳へ伝わってしまっている可能性があります。
ではなぜこれが起こるのか?というと、捻挫後に足をかばって動かせない期間があったことや、サポーターや包帯などで固定をして動かさなかったことで、筋膜が固くなったことが原因になります。

このようなに「捻挫をした炎症」が原因の痛みではなく「捻挫をした後の後遺症」が原因の痛みが残ってしまった結果、慢性的な痛みにつながっているケースが多いのです。
ただし、痛みが慢性的なケースの中には「小さな骨折」をしている場合や「靭帯の完全断裂」が起きて長引いていることも考えられます。
捻挫をして腫れがなかなか引かない場合や、痛みがかなり強い時には、まず医療機関で診て判断を仰ぐのが最優先になります。
自分自身で判断はせずに、しっかり診てもらった上で原因がいまいち分からないけど痛みが続いている場合には、2次的な原因が起きている可能性を考える方がよいです!
足首捻挫後のアフターケアが大切
それでは2次的な原因を作らないためにはどうしたらいいでしょうか?
その方法は大きく分けて2つあります。

①筋膜をほぐすこと
②足首の運動を行うこと
(※捻挫後で炎症が治ってから)
この2つが行えると捻挫後の2次的な原因の予防になります。
この2つが有効な理由としては次の2つになります。
「足首周りの筋肉を使う感覚が低下して、うまく動かせていないから」
捻挫後には筋膜が硬くなることに合わせて、動かしていなかったことで足首周りの筋肉の感覚が低下してしまい、うまくコントロールが出来ないことで不安定さにつながり、筋肉に過度な緊張を与えることで痛みにつながってしまう可能性があります。
方法としては、まずは①の筋膜をほぐしてあげる。その後に②で足首の運動をしてあげましょう!
その理由は、「筋膜が硬いことで痛みのセンサーが敏感になる上に、感覚のセンサーも低下させている」可能性が高いからです。
そのため、筋膜をしっかりとほぐした後で足首の運動をした方が、より効率的に元々の痛みがなかったしっかりとした足を支える感覚が戻りやすいです。
(※注意点として「医療機関で骨折などの問題がないこと」を確認した上で足首の運動や筋膜ほぐしをセルフケアとして行いましょう。)
足首捻挫後の痛みに有効なセルフケアをご紹介!!
足首捻挫後に有効な筋膜セルフケア
足首捻挫をしたあとに筋膜の硬くなりやすいポイントを2つお伝えをさせていただきます!
めちゃくちゃ簡単に30秒でチェック出来て5分あればセルフでほぐせるのでぜひ実践してみてください!
(※足首捻挫から1週間以上経過していて、炎症反応(腫れ、熱感など)がなくなってからやってみてください!)
ポイントは②つあります!
ポイント①:足首のシワの高さで内くるぶしの骨の内側
ポイント②:足首のシワの高さで外くるぶしの骨の内側
以上の2点で軽い圧をかけながら動かしてみてください!
足首の自動運動
筋膜セルフケアで足首をほぐした後に運動をしてみましょう!
筋膜が柔らかくなると足首周りの筋肉が動きやすくなり、感覚も研ぎ澄まされるので足首の運動がしやすくなります!
足首捻挫で動かせなかった期間があることで「足首周りの感覚」「筋肉を動かす感覚」が鈍くなっている可能性が高いです!
元々の足首の機能へ戻せるようにぜひ実践してみてください!
足首トレーニングのポイントは2点あります!
ポイント①:股関節で動かそうとしないこと!
ポイント②:つま先(足首)で大きく円を描くように動かすこと!
運動をした後にステップ動作やしゃがんでみたりして足首の痛みや動きを確認してみてください!
すでに痛みが慢性化してしまった場合・・・
すでに足首捻挫から数ヶ月、1年以上経過して慢性化している方、筋膜セルフケアや足首の運動をしても痛みが取れなかった場合は、次のようなことが考えられます。
・筋膜の硬さが膝や太ももなど全身へ広がってしまった
筋膜は身体の一部分で硬さができると、全身でバランスを取ろうとして全身へ硬さが出来てくると言われています。
そのため、足首の筋膜はセルフケアで良くなっていても、他にできてしまった膝や太もも周りの筋膜の硬さが原因で足首の痛みにつながっている可能性があります。

この場合には、膝・股関節を含めて筋膜の専門家がしっかりと全身チェックをする方が、足首捻挫後の痛みの根本原因へアプローチをすることが出来ます!
実際の改善例をご紹介!
足首捻挫後に3年経ってから痛みが強く出始めて2ヶ月間ずっと痛みがあった方が、当院の筋膜調整で1回の施術で改善した際の様子を動画でご紹介をさせていただきます!
今回のご紹介をさせていただいた方が最も改善したポイントは、筋膜セルフケアのポイントでご紹介をした「外くるぶしの内側」の1箇所で大きく変化をしました!
捻挫をした時も足首を内側に捻ってしまい、足首の外側が腫れて炎症になっていたそうで、3年経っている今でも筋膜が非常に硬くなっていました。
左足首が気になるよりも前には右足首も少し痛みがあったため、全身的にチェックをして筋膜へアプローチをすることで、さらに動きも良くなることが期待できます!
まとめ
今回は「足首捻挫後に痛い本当の原因」についてご紹介をさせていただきました!
重要なポイントとして「筋膜の硬さ」が原因だとご紹介をしましたが、もし足首ねんざをしてしまった時には、腫れや痛みの程度がひどい場合は、靭帯損傷や骨折の可能性もあるので、一度医療機関で確認をしてもらうことが最重要です!
その上で何も問題がなく、腫れや熱感が引いて捻挫の炎症が落ち着いたのにも関わらず、その後もずっと痛い場合には、もしかしたら筋膜が硬くなってしまったことが原因かもしれません。
しかも、「今の足首の痛み」は2,3年前の捻挫が原因のことや、「学生の時の捻挫」が原因の可能性も大いにありえます。
もし今回の記事を読んでいただいて「自分のことかもしれない」と思われた方は、ぜひ一度筋膜セルフケアや足首のトレーニングをしてみてください!
もしそれでも解決しない場合には、ぜひ筋膜調整の専門院をしている松江筋膜整体Rebody+へご相談ください!
自分の足首の痛みが適応なのか、今の悩みが変わる可能性があるのかなど、いつでもお気軽にご連絡ください!
「筋膜が変われば、今からでも変わる」
あなたの痛みを最短で改善させるために、1回1回の施術で全力アプローチをいたします!
松江筋膜整体Rebody+ 代表 花田丈司

先着15名様限定「初回半額 」「2回目5,000円OFF」 ご新規様に限り先着15名様に初回限定で8,000円(税込)で施術を受けていただけます!! さらに!! 初回施術後から1カ月以内の再来院で 2回目5,000円OFF(16,000円→11,000円)で施術をさせてい...
