肘の痛みでお困りではないですか?
肘の痛み
肘の痛みで代表的な「テニス肘」「野球肘」があります。肘が痛い場合は靭帯への影響もありますが、その多くは筋肉への負担や筋膜が硬いことが原因な場合も少なくありません。特に筋膜から紐解くと肩や背中の筋膜の硬さが原因の場合も多く、改善できるケースが多い症状の一つです。

・物を持つときに肘が痛い ・テニスで打つ時に肘が痛い ・手首を反らせると肘に響く
- 荷物を持つ時に肘が痛い
- テニス肘のような症状
- 物を持ち上げたら肘や肩が痛む
本記事では、肘に痛みが出た時にどんな対応をするのかのご紹介と合わせて、筋膜調整が痛みの改善に功を奏した内容をお伝えいたします。
現在、肘の痛みで困っている方は必ず為になる内容なので、ぜひ最後までご一読ください。
荷物を持つ時に肘が痛い
・肘の外側が痛い
・テニスでボールを打つ時に痛い
・荷物を持つ時も痛くて気になる
この症状は「テニス肘」と呼ばれる事が多く、正式には「上腕骨外側上顆炎」といって荷物を持ったり、タオルを絞るような動き、スポーツではテニスをしている時に痛いといったケースが多いです。
病院では手首や指を伸ばす筋肉が肘の外側に付着していることから、肘を伸ばしたまま物を持ち上げた時に、痛みが出るかどうかをチェックされると思います。
(整形外科的テストとしてThomsenテスト、Chairテスト、中指伸展テスト等)
肘の痛みが出た場合の対処法として・・・
よくある対処方法
- 一定期間の安静をとる
- 手首や指のストレッチを行う
- 湿布や外用薬等を使用する
- テニス肘用のバンドを装着する
- ショックマスター
- マッサージ等
上記以外にも、ステロイド注射をした事がある方もいるかと思います。
これで症状が良くなる方もいれば、変わらない事もしばしばあります。
もしくは、「休めてたら良くなったけど、また使い始めたら痛くなった。」経験をされた方も少なくないです。
安静にして肘の痛みが良くなってその後、痛みがでなければ安心ですが長引くケースでは安静だけでは改善されず、「少し痛みが残る」「痛みがマシな時もあればひどくなる時もやっぱりある」ことが多いですよね。
このような症状を改善する方法として、当院では痛みの原因を筋膜から紐解いていく「筋膜調整」で症状を良くしていきます。
なぜ筋膜なのか?それは筋膜への施術で症状が改善する可能性が高いことを経験しているからです。
そこで今回は、テニスをしていて7ヶ月前から右肘が痛くて日常生活でも痛みが気になっていた方へ筋膜調整が有効であった実例をご紹介させて頂きます。
筋膜調整による実際の変化
〈50代男性、Aさん〉
症状:7ヶ月前から原因が分からず右肘が痛くなる。
ご本人としては25年前から趣味で続けているテニスで使いすぎた事が原因?と思うけど、いまいち原因が分からない。
実際に重たい荷物を持ってもらうと「肘の痛み」が出る状態。
ひどいときは、肘の痛みが10段階のうち8まで痛くなり、かなり痛みが強い時もある。
施術前のご様子がこちら↓↓
動画でご確認いただけたように、重たい荷物を持つ時にも肘の痛みが出るご様子。
右肘の痛みが主訴ではあるが、それ以外にも右肩の痛みも気になっているとのことでした。
そして、カウンセリング・動作・痛みのチェックを行ったのちに実際に触れて筋膜が硬くなっていないかを確認をしました。
筋膜チェックをした結果がこちらです↓

カウンセリングの際に「右親指の骨折」のご経験があることから、右腕を中心に筋膜チェックを行ったところ、後ろ外側のラインで筋膜の動きが悪くなっている場所が多く見つけられました。
(筋膜の動きが悪いところ:右手首の付け根、右前腕の外側、右肩、右腰、右もも裏の外側など)
キーポイントは「骨折歴」と「使いすぎ」だった
筋膜が硬くなる原因は何なのか?
大きく分けて以下の事が挙げられます
筋膜が硬くなる原因
- 過去の怪我、手術骨折による固定
- 内臓の不調
- 使いすぎ(オーバーユース)
- 同じ姿勢
そして、今回のケースとして考えられるのは
・15年前の右小指の骨折歴
・テニスによる右半身の使いすぎ
この2つは可能性として高いと考えられ、実際に筋膜チェックをした結果も右の上半身で筋膜の硬い箇所が多く確認できました。
今回のケースでは特に身体の後ろ外側のラインで筋膜の動きが悪くなっていました。
そこで筋膜調整を行った結果、1回目・2回目では少し症状が戻ることもありましたが、3回目には7ヶ月ずっと痛くて気になっていた症状が改善し、荷物を持ってもほとんど痛くない状態になりました。
特に今回は痛みのあった肘周りには筋膜の硬さはほとんど確認できず、筋膜調整後に最も変化があった部位は手首に近い前腕の部分でした。
今回のケースのように、痛みのある場所には原因となる硬さはなく、離れたところの筋膜が硬くなっていることで痛みにつながっているケースが少なくありません。
その後、施術をしてから2ヶ月後にもご連絡をいただいて「ほとんど痛みが取れたので少し様子を見ようと思います。」と施術後に改善してからも継続して気にならない程度とおっしゃられていました。
合計で3回施術を行いましたが、早い段階で症状の改善に繋げることができて非常に嬉しいです!
まとめ
一般的にはテニス肘と呼ばれる症状かと思いますが、「なんだかわからないけど肘の辺りが痛い」という悩みをお持ちの方は少なくないですよね。
安静にしてみるけどまた痛くなる、ストレッチやマッサージでケアしてみるけどちょっとマシかな?というくらい。それは根本的な原因に対してアプローチが出来ておらず、この場合には「筋膜」で改善する可能性が高いと考えています。
特に「原因が分からない痛みや不調」「納得できない痛み」など、慢性化しているお悩みにも当院なら改善できる自信があります。
心当たりがあれば是非当院へお気軽にご相談して下さい。「身体が変わればまた出来る」を実感できるよう、長年のお悩みを最短で根本改善を目指すことを約束します。
お困りの場合は、ぜひ一度ご相談くださいませ。
松江筋膜整体 Rebody+ 代表 花田丈司